u1005のブログ

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広告とか性とかwebとか宗教に関して。先端と末端の間から。経済性と社会性の間から。

コミュニケーションという名の情報戦、それを勝ち抜く努力

コミュニケーション能力

サラリーマンの必須能力、コミュニケーション能力。

人や組織に自らの情報を発信し、また人や組織から発信される情報を受け取り、受け流し、受け止め、受け応えることで自らに有利に物事を進める能力。

”コミュニケーション”なんて簡単に言うけど、組織で働くようになって思うのは、全てのコミュニケーションは完全に情報戦だということだ。

情報の確実性(誤報ほど良くないものはない)とその鮮度(人は常に最新の情報を好む)を武器に、然るべきタイミングで然るべき人や組織に然るべき印象がもたらされるように細心の注意を払って情報を扱い、自らの印象を操作する。

結果、自らの見かけ上の価値を最大化して求める成果を獲得する。

これを情報戦と言わずして何と言おうか。

好むと好まざるとに関わらず、人はコミュニケーションとう名の情報戦を日々戦っている。

コミュニケーション能力、コミュニケーション努力

駆け出しのサラリーマン時代には、コミュニケーションは能力であり持って生まれた才能であるからして努力して得る力ではないと判断してコミュニケーション力を磨こうと努力する要素が欠けていた。

必然的にコミュニケーションにおいて有利な立場に立てないことが増え、コミュニケーションを努力によって改善しようと思い立つ動機になった。

コミュニケーションとはまさしく情報戦で、社内も社外も油断ならぬ細部に及ぶ(ロレックスを付ける意味もここにあるけど後日述べる)連日気の抜けない戦いなのだけれど、努力によってそれを改善するためにしなければならないことは以外と単純だ。

人に取り入るんだ。気に入られ、かわいがられ、あわよくば尊敬を得る。

そのためにはありとあらゆる手を尽くして気を遣う。限られた時間の限られた話題の中で、常に先を読みリードを得ながら会話をする。

これを実践して反省を繰り返してゆくと、才能だと思っていたコミュニケーションが実は努力によって身につけられる類の能力だといつの日か気づくはずだ。

会話のコツ

以下は、そんな情報戦を勝ち抜くためのコミュニケーション能力を努力で身につけるために実践したメモ。

会話のコツ ○何を話すかではなく、何を聞くか。 人間は基本的に話を聞いて欲しい生き物。

○相手をリスペクトし、自然で素直な気持ちで褒める。 自分が感じた相手のいいところを、正直にはなす。

○人を見下すのはみっともないこと。 心にもないことを聞いも、本心がばれる。

○キラーリアクションはない。 聞くと言う姿勢を忘れず、リスペクトして素直にしていれば、自然とリアクションはない生まれる。

○自分の弱点を見せ、そこを笑にする。自慢より自爆。 人は自分を大きく見せたい本能があるが、それを聞いて喜ぶ人杯ない。ハードルを下げて、相手を楽しませろ。

○教えてください。と素直に聞く。 人は教訓や情報を誰かに伝えたい生き物。 プライドは捨てて、聞いてみる。

○会話ん弾む空気をつくる。 必要なのは、笑顔、挨拶、相手のテンションに合わせる、こと。

○あなたにとっての映画ベスト3は? 相手を主人公にしていい気持ちにさせる。

○家族のはなし。 その人の人格形成に多大な影響を与えている家族の話。 家族の話を聞くことは、相手がどんな風に出来上がったのかを聞くこと。

○天気、健康 誰にとっても共通項である。この会話からはじまり、その中からさらなる共通項をみつけ、話を発展させよう。

○今までの人生で最高だった瞬間は? あなたの人生は素晴らしいと意味し、相手を幸せにさせる。最高の体験を語り合うことで追体験するのだから聞いてる方も楽しい。

○どんな恋愛がしたいですか? 人は恋愛体験を語り合うことで一気に中よくなれる。世界中みんな恋愛話でもりあがる。しかし恋愛はプライベートなことで、話したくないこともあるだろうから、上記の仮定の質問がよい導入剤になる。 「おれ今好きな女がいるんですよ」はてっぱん。

○どんな人でも同じ人間主義 自分と異なる価値観、属性の人と話をする時、人は反射的に心の壁を作る傾向かがある。しかし実は違うのはほんの一部で、ほとんどは共通項。話ができないのは、話ができないと思い込んでいるその心が原因。

○人の見た目って重要だと思う? 世の中、かっこいいの価値観が違う人が多い(全身ピアス、金髪)しかっこいいかどうかが人生のテーマである人も多い。そう言った人を「こいつバカか?」と見下すのはお門違い。異文化を感じ、その違いを楽しめばよい。

若い女の子とうまく話す極意 相手を若い女だと思わずに、男友達だと思って話す。

○舎弟聞き やたら先輩風をふかしてくる体育会系、俺様系の人には「先輩、今までの一番の無茶ってなんですか?」と相手の文化に合わせ、言いたくてしょうがないことを聞く。

○つまり、○○(要約)と言うことですよね 同じ話をひたすら繰り返すラジオさんには話しを要約して、ちゃんと話しが伝わってることを伝えてあげよう。ラジオさんは自分の話がちゃんと伝わっているか心配だから何度も同じ話をするのだ。

○話の広げ方 共感、話題の平行移動、時間軸の導入、周囲(家族、友人)の人の話、恋愛話、他分野にパスを出す。

○人はつらい時期に学んだ貴重なことを「誰かに伝えたい」生き物 一番つらい時期に学んだことは?と聞き、そこから学ぼう。 また、枕として自分の弱点をさらけ出して、言いやすい空気を作り、「自分を一箇所だけ変えることができたらどこを変えますか?」と聞いてみてもいい。弱点話で相手が望んでいるのは、問題の解決ではなく、痛みの共有である。変にアドバイスするのではなく、「そうなんだ、それは変えたいね。」くらいで。

○どんなときも、「僕はバカです。」でいこう。謙虚の力侮り難し。 「僕は頭が悪いから、僕にでもわかるように説明してください。」基本姿勢が頭が悪いだとなんでも聞ける。強がってハードルを挙げるな。

○もし自分の子供だったら? 自分自身の分身である子ども。世の中のことに無関心な人達には、自分の子供だったらと、身の上話にして聞いてみよう。

地震の時なにやってましたか? 歴史の中で君と僕がきたいたかというのは、お互いの人生をリアルに観察できる質問。

○インタビュアーという役者になろう。 人生で最高だった日はいつ?など、スイッチオンしてインタビュアーを演じてみよう。

○ファンタジーエスチョン もし朝起きたら女だったら?などの質問は、普段の生活にないワクワク感がある。また新しいアイディアが生まれる事もある。

○犬を殺して牛を殺さないのはなぜですか? 一発で相手の人間的レベルがわかる、大人テスト。 飲み会の場で使うと、やなやつになってしまうかもだから注意。

○10年後にはなにしてると思いますか? 自分は何がやりたくて、どこへ向かっているのか? これを理解しておかないと、無駄なことに膨大な労力をかけてしまうかもしれないし、行きたくもない方向に進んでしまうかもしれない。

○人が生きる目的は、幸福のため。ならば何が幸福かを知っておこう。

以上、コミュニケーションという名の情報戦にまつわるお話。