u1005のブログ

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広告とか性とかwebとか宗教に関して。先端と末端の間から。経済性と社会性の間から。

3,045件のEvernoteクリップから全力でおすすめできる記事を紹介する〜その3〜

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情報収集のハブとしてEvernoteを使い始めて10年近くが経ちました。

メモやクリップの総数は3,000件を超え、日々蓄積しています。

今日はそんなEvernoteのクリップの中から個人的に「何度か読む」タグを付けた記事を紹介します。

このタグは

・「時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄にしたくないんだ。人生は短い」と永沢先輩が言っていた(ノルウェイの森,1987年)

・流れの早いインターネットにも、洗礼を生き延びる文章が存在する

・忘れた頃に読み返すと新しい学びがある

という視点でまとめたもので、溜め込むばかりでは仕方ないので紹介してしまおうという試みです。

あの頃バズったコンテンツやブクマで話題になったブログなども含まれますがご容赦ください。

それではよろしくお願いします。

その1はこちら u1005.hatenadiary.jp

その2はこちら u1005.hatenadiary.jp

今日、何人かの中学生たちに送った言葉(2017年)

本日の1本目はヤフーの安宅さんが中学生たちと語りあった際に記したエントリです。

kaz-ataka.hatenablog.com

理数系が苦手だと思っている人は、自分たちが全世界の人でかなり上の方だということをよくわかったほうがいい、、、日本の中学生の数学の平均値は世界的に見れば極めて高い。自信を持つべき

という一文や、

努力することやお金をもらうことが「仕事」の本質ではなく、世の中(なるべく質量が大きいもの)の勢いを変え、変化させることが「仕事」の本質、、、ただ頑張ったとかということには何の価値もない

という考え方など、大人でもハッとさせられますね。

仕事の価値は重いものを持ち上げて我慢できたかではなく、そこから移動する方向や距離、与える勢いによって測られる。

うーん、たしかに。

まさに「#何度か読みたい」クリップです。

Why Software Is Eating the World(2011)

2本目はちょうど10年前のエントリを。

意訳になりますが「なぜソフトウェアは世界を食い尽くそうとしているのか」について、多くの事例を用いて簡単に説明してくれている名文です。

2010年に社会人になり、農業にどっぷり浸かっていた筆者は、解らないなりに必死にこの文章を読み、危機感を抱き、ソフトウェアの業界に身を転じて今を迎えました。

10年前の文章ですが今も本質は全く変わっておらず、10年後もこの原則に従ってソフトウェアはあらゆる産業を飲み込んでいくでしょう。

少し長い英文ですが、ぜひ原文で読んでみてください!

a16z.com

1日10時間の勉強を半年続けた(2016年)

3本目ははてな匿名ダイアリーから。

この文章の良いところは、とにかく具体的なこと。

人が行うことのできる努力を、ある程度長期的な視点で最大化するには?

という疑問に対して、とてもわかりやすく答えてくれる。

100の量を100時間で終わらせる場合。50の量を30時間で終わらせれば、超高確率で勝てる。なんと、半分の量の努力で勝ちを確定できる。努力ってのは均質じゃない。

名文だし、名言ですよ。

自分と向き合う上での心の作り方というか、入れ方と抜き方のバランスというか、すごく勉強になりますのでぜひ。

今日のところも

この3本のご紹介まで。まだまだ何度も読みたい記事がありますので、どんどん紹介していきます。

それではまた!

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