ブランディングとマーケティングの関係性と未来について
ブランディングとマーケティングの関係について気になった記事。
ROIを追い求めた先にブランディングという概念が残るのかどうかという思考について、そもそもブランディングとROIは対立軸として考えるべきではないとの指摘。
現在、パフォーマンスを追い求めるマーケティングはROIが全てです。マーケターは正しい広告を正しいタイミングで配信することにお金を支払い、消費者が広告をクリックして、ウェブサイトを閲覧し、コンバージョンファネルに導かれることを願っています。
一方でブランドマーケティングは本当にクリエイティブが全てです。これらは自分たちが何者かを知らしめ、消費者と長い期間に関係性を築くためのキャンペーンです。ブランディングとパフォーマンスの間にはほとんど繋がりはありません。多くのマーケターが優れたクリエイティブを投入し、それから成功を測るための準備を開始します。
現在ブランディングとパフォーマンスのキャンペーンを別々に実施している多くのマーケターは同意しないでしょうが、ブランディングとパフォーマンスは別々の指標ではありません。実際、近い将来にはこれらは別々ではなくなるでしょう。Facebook社のMark D’Arcyが言うように「明日の最高のブランドマーケターは、今日パフォーマンス向上のアクションをする」のです。
……難しい。文中でも言及されているように、マーケティングがファネル形状である前提で考える場合、ブランディングについてもそのファネルの延長上にあるのだから、ROIという呪縛からは逃れられない気がするのだけれど。
ちょっと答えがでないのでいろいろな人に意見を聞きながら考えを進めようと思う。