”良い”web広告とメディアについて
今日気になった記事。
LINEの新しいニュース形式は、ヤフーの牙城に迫れるか? http://digiday.jp/platforms/line-content-distribution/
文中にある最大公約数に関する記述が印象的だった。
「ネット上のコンテンツと人をマッチングさせるという部分はまだうまくいっていない。実際は最大公約数的なコンテンツの広がり方が見てとれる」
「インターネットの面白さとは、こんなふうではなかったはずだ。予期できない何かに出会うというディスカバリーだった」
本当にその通りだなあと。
CPC換算でコンテンツに人を集めてCPMでメディアをマネタイズしようとすると、コンテンツとしては最大公約数を追わざるをえなくなるけど、それって本当に正なの?って話で。
広告においても地続きの文脈で、CPAとかCPI換算でコンバージョンだけを考えている広告主が出している広告をオークション形式で並べてインフィードとか言って誤魔化して誤クリック誘うやり方が果たして正なのか?と。
もちろんメディアも商売だから色々考えて工夫するのは間違っていない。
ただメディアが商売だからといって色々考えてそこに代理店やらが絡んで色々工夫した結果、売上に占める広告宣伝費の比率がが高い製品の出稿が優先されて世の中にサプリや脱毛のような広告がや氾濫して、それがユーザーにとってどう映っているだろうかと考えると、やはりベストではないと思う。
このあたりは直近1年でチャレンジしていきたいところ。