u1005のブログ

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広告とか性とかwebとか宗教に関して。先端と末端の間から。経済性と社会性の間から。

30才サラリーマンが実感しているトライアスロンの魅力4つ


スイム・バイク・ランの3種目を一度に行うトライアスロン

自分が始めるまでは「1種目でもつらそうなのに、なんでわざわざ3種目も、、、」と思っていました。
それが気づけばオリンピックディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)を完走し、今ではロングディスタンス(スイム4km、バイク150km、ラン42.195km)に向けて日々準備を進めています。

そんな、すっかりトライアスロンの虜になった私が考えた、トライアスロンの4 つの魅力についてです 。

トライアスロンの魅力1.複雑な成長曲線



トライアスロンと他のスポーツを比較して一番異なる点はやはり「1度に複数の種目を組み合わせる」という点です。
私は30才で8年近く毎週サーフィンをしているのですが、本当にぜんぜん違うスポーツだなあと実感しています。

1つの種目だけに取り組む競技ではどうしても成長曲線がシンプルになりがちで、時系列での成長実感は逓減傾向にあります。
8年間のサーフィンを振り返ると始めの1年の方が直近の1年より遥かに成長を実感できていたんですね。
これは他の種目でも同じことが言えると思っていて、1年目より8年目の方が成長を実感できる種目って少ないと思っています。

一方でトライアスロンは3種目の組み合わせなので、シンプルな曲線になりません。
バイクが得意だからといってロードの練習ばかりしているとスイムの成長が止まり、ジムが好きだからといってプールスイムばかりだとバイクの成長が止まります。
ここに補助的なウェイトトレーニングなどを組み合わせると成長曲線は4種類になって、シンプルさからは程遠い競技になるわけです。

複数の成長曲線(私の場合はトライアスロン+サーフィン+ウェイトの5種類)を組み合わせてそれぞれに没頭し、各種目で少しずつ成長を実感できる。これがトライアスロンの大きな魅力の一つだと感じています。

トライアスロンの魅力2.前だけを見て自分と向き合う貴重な時間



普段私は都内で働いていて、IT・広告の業界にいます。
大変ありがたいことに忙しくさせていただいており、加えて流れが非常に速い業界ということもあって、「情報のインプット」「情報のアウトプット」「それに伴うコミュニケーション」に、1日のほとんどの時間を費やしています。

そんな中で圧倒的に自分と向き合えるのが私にとってのトライアスロンです。

その日のコンディションを自分に問いながらスイムに入り、泳いだ後の体力と相談しながらバイクを漕ぎ、バイクで痛めつけた脚を意識しながらランフィニッシュを目指す。

その過程では例えば重心の置き所であったり、脚の出し方であったり、心拍であったりを、自分の身体と相談しながら微調整する。

はじめに決めた理想の形をただ継続するのとは異なり、その日のコンディションや目標タイムに合わせて複数の種目に渡って自分と向き合う。

日常生活で意識することが無い、または意識する暇が無い自分自身。

そんな日常から開放されて自分自身と向き合う貴重な時間を得られるのがトライアスロンの大きな魅力なのです。

トライアスロンの魅力3.圧倒的に足りない時間



週に5日働いて少なくない残業をしていると、平日に練習時間を確保するのは簡単ではありません。
そんな中3種目(ウェイトとサーフィンを加えると5種目)の練習に取り組もうとすると、圧倒的に時間が足りません。

もうね、全然足らない。

気づくと特定種目では成長どころか退化していて、前回できたことができなくなっている。
そんなショックな出来事も往々にしておこります。

でも、それがトライアスロンの魅力なのです。

成長できるはずなのに成長できていないということは伸びしろがあるということ。
仕事やプライベートで常に圧倒的な成長を実感できるわけではない、どうしても、悔しくても、唇を噛んで我慢することが必要なことに直面すると、成長の余地がある(むしろ成長の余地しかない)という状況が非常に幸せなことだと感じます。

トライアスロンの魅力4.シンプルで無駄のない生活



トライアスロンを始めて変わったことの1つに「競技や練習以外の時間の使い方」があります。
練習時間を確保するために今まで無意識に使っていた時間の使い方1つ1つに気を配るようになりました。

例えば、朝寝坊。
それまで週に1度は朝寝坊をしてお昼近くまで寝ていたのをやめて、朝の時間を簡単な運動にあてるようになりました。
そして週末の朝寝坊をしないかわりに、毎日の睡眠時間や睡眠規則をコントロールして疲労が溜まるのを避けています。

例えば、平日の夜。
クタクタになって帰宅した平日の夜、気づいたらぼーっと数時間過ごしているなんてことありませんか?
もちろんリラックスは大事なのですが、ぼーっとしている間に夜中になり、睡眠時間が短くなり、翌日に影響して1週間を過ごしてしまっては元も子もありません。
そんな中途半端な休息から脱出するために、私は帰宅後すぐにシャワーを浴びる生活をはじめました。
一度シャワーを浴びるとスイッチが切り替わり、個人的にはスムーズにベッドに向かうことができるようになりました。

細かい改善が積み重なって、トライアスロンを始める前と比べると非常にシンプルで有効な時間の使い方を身につけられたと実感してます。

これも個人的には間違いなくトライアスロンの魅力の一つです。

最後に


以上が、30才のサラリーマンがトライアスロンに感じている4つの魅力です。
難易度という面から見ても、有酸素という面からいても、トライアスロンは昨日の自分に勝ち続けて成長し続けることができる数少ないスポーツです。

もし興味があればぜひ始めてみてください!きっと人生が変わりますよ!

ちなみに、トライアスロンを始めるにあたってかかった費用を体験談としてまとめています。

u1005.hatenadiary.jp

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