u1005のブログ

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広告とか性とかwebとか宗教に関して。先端と末端の間から。経済性と社会性の間から。

駆け出しのサラリーマンの頃、肝に銘じた15の心得

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これができるとぜんぜん違う。

「組織の中で生きる」ことをちゃんと考えようと思って箇条書きにした、サラリーマンの心得。

それまで社長と2人で農業やっていたのに一転して150名くらいの組織で働くことに決めたタイミングで、26歳くらいのときに考えていたことをまとめた。


1,日報は上司へのプレゼン、アピールタイム

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日報を上げる必要がある場合、それは本当に重要な貴重なタイミングだ。
仮説と結論を明確に、完結に書いて、必要に応じて助けを求めるといい。

2,数字を使って報告。常に具体的な数字で表す

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上司は感想を聞きたいわけじゃない。ゼロがいくつなのか、それが何倍になるかが聞きたいんだ。

3,会議3日前に資料を共有することでタイミングの良い部下になる

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これも直前で共有する人が多い。3日前に共有、1両日で確認もらって修正に1日かけると当日が驚くほどスムーズに進む。

4,意見の始まりは「私」から。明確なメッセージを

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伝書鳩になるな。間に入るからには存在意義を示そう。

5,手間をかけず、20文字程度の中間報告数字入りで安心させる

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長文を読むほど上司は暇じゃない。できるだけ簡潔に、でも細かく中間報告を入れて安心させよう。

6,太く短く反省し、礼で締める

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すみません。◯◯が足りませんでした。ありがとうございます!
失敗ることもある。プライドが先立ちそうになるけど、まずは受け止めよう。そのあと色々考えよう。

7,職場の雑談はトレーニング。自分も楽しめるのがスキルの証明

コミュニケーションは能力じゃない。努力だ。
u1005.hatenadiary.jp

8,小さくても構わない、察して動くことで上司は大いに喜ぶ

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簡単なことで構わない。先回りして準備することで、上司から評価は本当に全然違ってくる。

9,手を挙げて、負担にならない仕事を引き受けて印象づける

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手を挙げることは重要だ。だけど、必要以上に負荷を背負うことはない。
都合よくなんでも任される人になるのとは違う。
例えば飲み会のセッティングなんかは手間もかからないしおすすめだ。

10、仮説と検証に分けて日報、企画書を書く

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事実を書くのが日報じゃない。事実を書くのが企画書じゃない。
仮説があって、どう検証するのか、どう検証したのかを書こう。

11,先頭に立って引っ張る姿を見せるのは仕事と割り切る

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ポイントポイントでは「私がやります」という姿勢が重要。ちゃんと任されるための素地を作ろう。

12,投資と回収の規模別で、三段階の案を出す

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メリデメを整理して3パターン想定しておけば、ほぼ思い通りに企画は進む。

13,半期にひとつ、部門を超えて人を巻き込み、自分の力を超える結果を出せる仕事をする

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思わぬつながりや評価を得られる可能性がとても大きい。失敗しても前向きな失敗なら誰も笑わない。

14,ひとつ上の視点を持つ=孤独な上司の理解者になる

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現実的には、上司が手を焼いている仕事を引き受けることが一番早い。
マネジメントの気持ちを考えるのって大事。

15,人の仕事を手伝おう。

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大きな視点が手に入る上に感謝される。お手伝いでいいから知らない領域、知らないレイヤーと仕事をしよう。

振り返ると

今では10,000名超えの企業で働いているけど、基本的には150名の企業で得た心得は通用するように感じている。

とくに人を巻き込んで仕事をする際のポイントや中間報告を入れるタイミングとボリュームなんかは意識しないとできないし、 実際に(30にもなって)できていない同僚も多い。

気にしておいて損はないと思った、サラリーマンの心得の話。